修了証がやってきました!
左がホームヘルパー2級の修了証で、右が障害者ヘルパー2級の修了証だそうです。
生計を立てるための糧として、これから働くなら「今必要とされていることをしたい」と思うようになり、そのひとつに選んだのが介護のお仕事でした。
2月下旬から3月上旬にかけての約1ヶ月間、学校へ通って勉強したり、様々な介護施設さんで実習させてもらったりと、介護に関する勉強をしながら日々を過ごしておりました。
私が受講した学校は、相手の心を第一に考えて行動することを教えてくれる、とても素晴らしい学校でしたので、とても充実した日々を過ごすことができました。
また認知症などに関する知識もつき、今までどうしてこんなことをするのだろうと思っていたことも、色々な理由がわかり、とても勉強になりました。
他界した祖母は、母がご飯をあげても「まだご飯を食べていない」と何度も言ってきたようで、母が「さっきあげたでしょ」と言っても、同じことを言い続けていたようでした。
認知症の症状は様々なのですが、その中のひとつに短期記憶がすっぽり抜け落ちるという症状があり、その人の中では、その事実が全くなかったことになってしまうようです。
映画のフィルムに例えると、「ご飯を食べた」という一コマがすっぽり抜け落ちて、なくなってしまった感じです。
なので、祖母の言っていることは、祖母にとっては真実であり、間違ったことは言っていないのです。
もちろん、母の言っていることも事実であり、間違ったことは言っていません。
どちらも間違ったことは言っていないのです。
認知症の方に限らず、誰しもがそうだと思うのですが、自分のことを否定されると、多かれ少なかれストレスがたまってしまうことがあると思います。
認知症の方は、ストレスが溜まると認知症の症状がさらに進んでしまうようで、今後の人生を心穏やかに過ごしてもらうためには、できるだけストレスを与えないような対応を、周りの人たちがしてあげることが大切なようです。
周りの人たちにとっても、認知症の方に心穏やかに過ごしてもらった方が、自分たちの心も穏やかに暮らせるのではないでしょうか。
ちなみにこの食事に関する症状の場合は、相手を否定することなく、ストレスを出来るだけ与えないように、「もうすこしでご飯なので、もうちょっと待っててね。」などの声掛けや、どうしても待ちきれなさそうな場合は、お饅頭をひとつあげるなどして次の食事まで待ってもらうよう対応するのもひとつのようです。
介護に関する豆知識(?!)でした。
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Johnathan Maggio (金曜日, 03 2月 2017 03:01)
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